弓道未経験で顧問になったけど、これを機会に生徒と一緒にがんばっていきたい人向けのDVD教材です
教師の世界も慢性的な人手不足と高齢化です。
そんな状態なのに教科を教えるだけでなく担任をしたり部活の顧問までしなければいけません。
たまにニュースになるまったくの未経験者なのに野球部やサッカー部の顧問を任せられる話はほんとにあるあるです。
野球はサッカーはそれなりに競技人口がいるので最悪自分が素人でもヘルプに入ってもらえる可能性がありますが、弓道となると話は別です。
名前を知らない人はいない競技ではありますが、野球やサッカーと比べると圧倒的に競技人口は少ないです。
そもそも弓道部がある学校自体が非常にに珍しいです。
本来なら競技未経験なので顧問を断りたいところですが、強制ではない強制なので断ることもできません。
公務員のつらいところです。
そもそも弓道経験者の教師というのが少ないので、上級生が下級生に指導する形で続いている弓道部も多いです。
なので、弓道が未経験でも一応は顧問は務まります。
弓道部の顧問になったことがきっかけで弓道を始める先生も多いです。
半ば強制とはいえ、顧問になった以上は弓道のことをちゃんと知っておきたいです。
自分が仮に生徒の立場だったとして、未経験の顧問にあれやこれや口出しされるのはちょっと嫌です。
生徒も何で未経験の人が顧問なんだろうと単純な疑問をもつと思います。
初心者用の弓道に関する本はあまりない
いざ、弓道のことを理解しようと思って「弓道教本」を手にとってみても中身はちんぷんかんぷんです。書いてある日本語は難しいですし、射法八節や弓の各部の名称、弓懸などの道具の名称など、前提として知っておかなければいけない知識が山のようにあり、なかなか読み通すのは難しいです。
外国人はどのように弓道を理解したのだろうかと思って今度はオイゲン・ヘリゲルの「弓と禅」を読んでみたけど、こちらの方が余計難しくてさっぱりわからなかったりします。
本はわかりにくいからとYoutubeで弓道の動画を見ても、これは大会の動画ばっかりです。
確かに上級者が弓を射る姿はかっこいいなと思いますが、弓道の初歩を解説したものではありません。
長年弓道部顧問として指導を行ってきた増渕敦人さん監修の弓道DVD
弓道をまったく知らない人間が弓道の本を読んだり、大会の動画を見ても弓道の指導のことを理解するのが難しいです。周りにも相談する人もいないとなると、もうお手上げかと思ってしまいますが、大丈夫です。
実は非常に珍しい弓道の指導初心者向けのDVDがあります。
作者は増渕敦人さんです。
増渕さんは史上最年少の天皇杯優勝者だけでなく、教士七段で弓道部の顧問として長年生徒の指導にあたっておられます。
弓道の初歩から解説されているDVDなので、初心者には非常に助かります。
長年、多くの生徒を見てきたことから、生徒がどこでつまづき、顧問としてどのような指導をすればいいのかもわかります。
練習していてわからないところは増渕さんにメールで相談することもできます。
道場だけでなく、自宅でもできるトレーニングもあります。
早く生徒たちに追いつくためにも自宅での練習は必須です。
弓道はサッカーやバスケットなどの競技と違って、激しい動きはありませんが、適切な射形を身につけないと、腕を痛める可能性があります。また、弓はもともとは武器なので使い方によっては人を傷つける危険性があります。生徒に怪我をさせないことも顧問としての大事な務めです。
気の緩みをもたせず、弓道に打ち込ませることも顧問としての役割です。
弓道は野球やサッカーと違って遅くから始めても大丈夫な競技です。
とはいえ、野球やサッカーなどと比べると書籍などがあまり充実していないため、はじめの一歩をなかなか踏み出しにくいです。
こちらのDVD教材なら弓道の初歩から丁寧に学ぶことができます。
内容も弓道教本に沿っているので、変な癖がつくこともありません。DVDを何度も見てその通りに実践していけば、正射必中というものが体でわかってきます。
数ヶ月も経てば、生徒の射形のどこが悪いのかも適切に根拠をもった指導でき、顧問としても信頼されるようになっていきます。